Tokyo Demo Fest は日本で唯一のデモパーティです。
デモパーティは、コンピュータを用いたプログラミングとアートに
興味のある人々が日本中、世界中から一堂に会し、
デモ作品のコンペティションやセミナーなどを行います。
また、イベント開催中は集まった様々な人たちとの交流が深められます。
開催日は2016年2月 20日(土) 21日(日) の2日間です。
(一部のイベントはライブストリーミング配信予定)
日本では「メガデモ」という名は知っている方は多いのではないでしょうか。 デモ(デモシーン)は、コンピュータを利用した、音と映像アートのサブカルチャーです。 古くから親しみのあるかたで、DOSデモや、Commodore64やAmigaという単語がでてくると 説明は不要でしょう。20代の方々はあまり馴染みがないかもしれませんが、 最近ウェブ上で、ShaderToyやGLSL Sandboxなどのサイトを見たことがあるでしょうか?これらのサイトで使われる、 GLSLだけを駆使してすごい映像・音楽をつくるといったものの源流はデモシーンと よばれるサブカルチャーの中で生まれてきた一端なのです。 また、情報サイトなどで、「わずか数百KBなのにすごい...」、「わずか4KBでつくられたプログラムがやばい」、「この映像がたったの64KB...」 というような紹介記事が出回ることもありますが、これもデモシーンに古くからある、 小さなサイズ制約のレギュレーションの中での作品を競い合うというものです。 ヨーロッパでは、今でもCommodore64やAmigaのデモ部門が開催されていますが、 近年その多くは、リアルタイムCGとしてPC上で動作するミュージックビデオのような 映像プログラムが主流となっています。
デモシーンのドキュメンタリー番組 Moleman 2 (日本語字幕付き)
デモパーティは、デモシーンのコミュニケーションの場であり、お互いにつくった作品をコンポで発表する場でもあります。デモをつくったことないから、空気になじめないということなどは全くなく、初めてきた人でもプログラミングや映像・音楽が好きなのであれば、楽しく参加できるとの声を聞いています。特にCG業界やゲーム業界のデキる人たちは、昔からメガデモ見てました!という人が多かったりするので、なんとなくきてみたら知り合いに会ったwということもあるかもしれません。学生の方々はそんな業界の人たちと同じ土俵で作品を並べて競い合える絶好の機会です。作品が評価されて就職が決まった!なんてこともあるかもしれません。
会場は、電源とWifiが完備され、来場者のほとんどはノートPCとガジェットなどを持ち込んで何かお互いに刺激になるものを見せ合います。デモパーティはデモシーンに限らず、集まった人たちが、飲んだり食べたりしながら、お互いになんでも楽しく話せる環境です。中には作成中のゲームのアドバイスを聞いたり、次回の作品の話をしてお互いにインスピレーションを高めたり、はたまた、作品募集の締め切り、ギリギリまで作品調整している人もいるかもしれません。
2015年のTDFの風景
TDF2014 コンポのライブフッテージ
参加費 | |
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タイプ | 金額 |
一般参加(事前払い) | 3500円(*1) |
一般参加(会場払い) | 4000円 |
学生参加(会場払い) | 2000円(*2) |
女性参加、中学生以下 | 無料(*3) |
参加者一覧: |
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国ごとの登録人数: |
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Japan | 147人 |
Sweden | 9人 |
Germany | 6人 |
Netherlands | 4人 |
Canada | 2人 |
France | 2人 |
Poland | 2人 |
Russia | 2人 |
Finland | 1人 |
Greece | 1人 |
Ukraine | 1人 |
United Kingdom | 1人 |
Venezuela | 1人 |
合計 | 147人 |
3331 Arts Chiyoda (昨年度の開催と場所が異なります。ご注意ください!)
ヨーロッパの中規模デモパーティと同等レベルの広さの会場で開催します。
当然、メインスクリーンも巨大化!大画面でのデモ再生は大迫力です。
さらに待望の「飲食物持ち込み」も可能に!
みんなで美味しいものと、デモ作品を持ち寄ってデモパーティを思いっきり楽しもう!
(ただし調理設備などはございません。また調理器具の持ち込みもご遠慮ください。)
(また、他の方へのご迷惑になりますので、カップラーメンなどの汁物全般や、匂いの強いもの(インドカレーなど)の持ち込みもご遠慮ください。)
住所: 〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14
- 東京メトロ銀座線 末広町駅(4番出口)から徒歩1分
- 東京メトロ千代田線 湯島駅(6番出口)から徒歩3分
- 都営大江戸線 上野御徒町駅(A1出口)から徒歩6分
- JR 御徒町駅(南口)から徒歩7分
- JR 秋葉原駅(電気街口)から徒歩8分
2016 / 02 / 20 (Sat) | |
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10:00 | 開場 |
11:00 | オープニングセレモニー |
11:30 | セミナー: Studio Session with FL1NE (Something about music production) |
13:00 | セミナー: 適当なリアルタイム・ポストプロセッシング講座 |
14:30 | Graphics/Music/Wild compo 受付締め切り |
14:30 | セミナー: How Ray Tracing Conquered Cinematic Rendering |
16:00 | Graphics Compo |
17:30 | Music Compo |
18:30 | Wild Compo |
19:00 | DJ Event - DJ: Syntax Error |
21:00 | 閉場 |
2016 / 02 / 21 (Sun) | |
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10:00 | 開場 |
11:00 | Demoshow: Best of 2015 |
13:00 | GLSL / Demo compo 受付締め切り |
14:00 | セミナー: Defold: a new platform for demoscene? |
15:00 | セミナー: PICO-8 seminar |
15:30 | DJ Event - DJ: FL1NE |
16:00 | GLSL Compo |
17:30 | Demo Compo |
19:00 | 投票期限 |
19:30 | 表彰 / クロージングセレモニー |
20:30 | 閉場 |
スケジュールは予告なく変更される場合があります。
作曲楽しんでますか?
ちょっと前にFL1NEへ名義変更しましたT_Sです。
今年も僕が、音楽関係のセミナーをやるらしい。
今回は巷で流行りのEDMとかをはじめとしたエレクトロミュージックの作り方とかについて実践的な質問とかを聞きつつ一曲作ろうかなと思う。FL1NEと一緒にエレクトロミュージックを作ろう! Version. 2016
世界最大のデモパーティ Revision2015で講演した "A REAL-TIME POST-PROCESSING CRASH COURSE" の日本語版セミナー
内容:
モンテカルロパストレーシングは映画のVFX、3DCG、CM、ゲームのプリレンダムービーにおいて主要なレンダリング方法となりました。
これは実は、従来までのラスタライゼーションベースのワークフローの時代の終焉を意味しています。
このセミナーでは、映像製作の現場がそのような従来のワークフローから移行した歴史、
移行の動機付けとなった鍵となる利点、そして写実性への終わりなき探求に関わる幾つかの課題についてお話します。
スピーカー紹介:
Marcos Fajardo氏はSolid Angleの創業者であり、Arnoldというパストレーシングレンダラーの開発を行っています。
それ以前には、Sony Pictures Imageworksでのソフトウェア開発者、
USCのPaul Debevec教授のInstitute for Creative Technologiesでの客員研究員、
そして世界中のCGスタジオで技術コンサルタントを務めていました。
Fajardo氏はSIGGRAPH、FMX、ESGRでも多くの講演をしています。
ちなみに一番好きな寿司ネタは「えんがわ」だそうです。
Kingという有名なゲーム会社の新しい開発環境「Defold」は、
ASDが利用して初めてAndroidの開発でデモ作品を作ってみました。
Defoldは迅速な開発と複数プラットフォームのデプロイメントを対応してます。
このプレゼンテーションでは、コンセプトから携帯端末のレンダリングまでのすべての作業を分析し、
この新しいツールで他の方々による未来のデモシーンプロジェクトの可能性を話します。
スピーカー紹介:
navis氏はAndromeda Software Development(ASD)のコーダーであり、ヨーロッパのデモパーティで数多くのデモ作品を発表しています。
最新作の「Monolith」や、「Happiness is Around the Bend」
「Lifeforce」「Rupture」
はデモシーンコミュニティでも高い評価を得ており、ASDは人気のデモグループの1つです。
以下のカテゴリーでの作品募集を行います。
Compoごとに作品募集の締め切りが異なります。コンポに参加する場合はタイムテーブルを見て確認してください。参加者はパーティ会場のイントラネットから作品をアップロードすることができます。
リモートエントリーを受け付けます。他の作品同様、会場での投票が行われますが、セレモニーに参加できなければ賞品の授与権はありません。リモートエントリーにご興味がある方は、オーガナイザーにメールを送ってください。
予定しているCompoマシンの構成は以下のとおりです。
Tokyo Demo Fest 2015 Combined Demo Compo 1位の作品: Optical Circuit by 0x4015
PC 4K Intro (実行ファイルサイズが4KBの作品です) ダウンロード
Tokyo Demo Fest 2015 Combined Demo Compo 2位の作品: blue impulse by primitive (.jp)
PC Demo ダウンロード
WindowsPC上で実行される実行プログラムによるデモ作品のコンペティションです。PCのスペックを最大限利用することができるCompoです。以下のサブカテゴリーがあります。
Combined PC Demo Compo, Graphics Compo, Music Compoに当てはまらない映像作品のコンペティションです。
以下のサブカテゴリーがあります。
Tokyo Demo Fest 2015 GLSL Graphics compo 1位: Shell by FMS_Cat
GLSLのFragment Shaderでグラフィックスを表示します。
昨年度までのGLSLチュートリアルは以下の通りです。
Tokyo Demo Fest 2015 Music compo 1位: Outer Space by Jugem-T / (Atmosphere/DSdA)
音楽作品の作品コンペティションです。
以下のサブカテゴリーがあります。
Tokyo Demo Fest 2015 Graphics compo 1位: 2-A by fsqrt
PC 4k graphics (実行ファイルが4KBの作品です)
グラフィックス作品の作品コンペティションです。
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